物流業界で働いている方、もしくはこれから働いていく方の中で会社から運行管理者資格取得をお願いされて取得を目指している方々がいらっしゃるのではないでしょうか?私も物流業界で今後従事していく予定なので先日基礎講習を受講してきました。
【運行管理者資格取得条件】
運送業で1年以上の実務経験がある方もしくは「運行管理基礎講習」を修了している方になります。
私は業界未経験で家業が運送業のため取得するために受講しました。
【運行管理者の概要】
開催場所:サンパール荒川(東京)
主催:独立行政法人自動車事故対策機構 東京主管支所
受講料:8900円
日程:8月28日〜30日の3日間
持ち物:身分証明証(運転免許・パスポート)・受講料・証明写真・筆記用具
証明写真は当日会場の近くで撮影してハサミで切らずに提出してOKで、主催者側が切り取りをしてくれるという素晴らしいサービスでした。スタッフの方々も挨拶が元気で非常に親切な方々です。
初日に分厚いテキストが2冊配られますが最終日まで会場に置いて帰って大丈夫でした。そのため最終日だけ大きめの鞄で来るか、袋をお配りいただけるのでそこに入れて持ち帰る必要があります。
【詳細】
28日:10時15分集合で受付→15分間講習の説明と教科書の説明→10時30分から講義開始
12時〜13時までお昼休憩→16時30分くらいまで講義を受講して初日は終了で解散
29日:9時30分から講義開始→12時〜13時まで休憩→16時30分講義終了で解散
30日:9時30分講義開始→12時〜13時まで休憩→15時確認テスト・答え合わせ・修了証明証発行→16時30分終了解散
※休憩は50分ごとに10分設けているようだったのでそこまで苦に感じず受講できました。喫煙者が多かったので皆さん休憩の度にリフレッシュしていました。
【確認テストについて】
「え!テストがあるの?。。。」と思った方いると思うのですがご安心ください。試験の点数は修了と関係ございません。試験中はテキストを見ながら解凍することができますし、法令に基づいた語句の抜き出し問題が出題されるためこの3日間の中で法令の記載ページを把握してスムーズに解凍することは難しいと思います。(私は100点満点中64点でした笑)
【受けてみての感想・まとめ】
主催者の会社のスタッフの方々が非常に親切でいいなと思ったのが印象的です。普段勉強や講義を受け慣れていない私にとってもストレスなく受講することができましたし、内容も非常に分かりやすく説明いただけたため、運行管理者の役割や業務内容と運行管理者試験に向けた試験内容把握もできました。個人的な解釈ではありますが、やはり安全の確保はトラックドライバーにとって最大重要事項であることを再認識しました。
【運行管理者を取得する予定の皆様へ】
実務経験を1年間してから運行管理者試験を受けようとしていませんか?もし物流業界でキャリアアップや転職をお考えの方がいたらまずは基礎講習を受講していただくことをおすすめします。実務経験を積まずに8900円で1年短縮して国家資格を取得できるのでコスパはかなり良いと感じました。