これから中型トラック免許を取得しようとしている方、いらっしゃるのではないでしょうか?
私は2024年に中型免許を取得したので、その際の体験談をお伝えします!
特に「深視力検査が不安…」という方にはぜひ読んでいただきたい内容です。
中型免許取得に必要な期間は?
私の場合、週に2〜3回のペースで通い、約2週間で取得しました。
乗車時間で言うと、大体12時間程度です。教習内容は以下のように、普通免許のように1段階と2段階に分かれています。
- 1段階:場内教習と修了検定
- 2段階:路上教習、場内教習、シミュレーション教習、卒業検定
教習内容の詳細
1段階:場内教習
課題練習を中心に進めていきます。主な課題はこちらです:
- 右左折:トラック特有の大回りに慣れる練習。
- あい路:少し難易度が高いですが、慣れれば問題なし!
- S字とクランク:私の教習所ではS字にポールが立っていてクランクの代わりになっていました。
- 坂道発進:教習車の特性に慣れると簡単になります。
- 路上駐車:実践を意識した練習。
- 障害物避け:冷静に対応する練習です。
2段階:路上教習と場内課題
2段階では、より実践的な内容に移ります:
- 路上教習:実際の道路でトラックを走らせる練習(2回実施)。
- 場内教習:縦列駐車や方向転換など卒業検定の課題を練習。
- シミュレーション教習:危険予測や特殊な運転状況を学ぶ(3時間)。
修了検定:ここが最初の山場!
修了検定では、1段階で練習した課題を次々とこなしていきます。
課題内容
- 右左折
- あい路
- S字とクランク
- 坂道発進
- 路上駐車
- 障害物避け
ポイント
- 緊張せずにゆっくり行うこと!
- ポールに接触しないように注意すれば、大きな減点を避けられます。
- **減点方式(100点満点中60点合格)**なので、多少のミスでも問題ありません。
個人的には卒業検定よりも修了検定の方が難しく感じましたが、落ち着いて挑めば大丈夫です。
卒業検定:意外と簡単!?
卒業検定は、路上教習と場内教習の課題を含みます。
場内の課題
- 縦列駐車
- 方向転換
これらは事前に十分練習しているため、そこまで難しく感じません。むしろ修了検定よりも簡単に感じる方が多いでしょう。
最大の課題は「深視力検査」!
深視力検査とは?
3本の棒のうち、中央の棒が動く仕組みで、遠近感を測定する検査です。
私は弱視のため、この検査にとても苦労しました。何度もやり直しをお願いし、最終的には「許してもらった…?」という感覚です(笑)。
アドバイス:深視力に不安がある方は事前に練習できる環境(シミュレーターなど)がないか確認しましょう。
教習所でやっておくべきこと
1. 教官の指名制度を活用する
- 教官の教え方や指示には個人差があります。指名制度がある場合は、自分に合った教官を選びましょう。
- 2〜3名の教官を固定で選ぶと、教え方に一貫性が出て学習がスムーズになります。
2. 疑問点はその場で解消する
- わからないことや不安な点があれば、積極的に質問するのが大事です。
中型免許取得のコツ
中型教習車は6tトラックになるため、最初は感覚をつかむのが難しいです。
コツ
- 後輪の位置を意識すること!
- 後輪が縁石の横を通るように運転すると、車幅や車長の感覚がつかみやすくなります。
まとめ:中型免許取得は挑戦する価値あり!
中型免許取得は決して簡単ではありませんが、しっかり教習を受ければ大丈夫です!
遅刻さえしなければ余裕で取れる免許です。
また、トラックドライバーの皆さんがいかにすごい技術を持っているか、身をもって実感しました。
この記事が、これから中型免許取得を目指す皆さんの参考になれば幸いです!
挑戦する皆さんへ、幸運を祈ります!